ドラマ「キャスタ－」9話考察＆ネタバレ！山井が爆発に巻き込まれる！進藤の父の手帳が示す43年前の真相

おでかけ

2025.06.08

日曜ドラマ『キャスター』第9話では、報道の現場に走る衝撃、43年前の事件の真相、そして進藤を襲うスキャンダルが描かれます。

週刊誌による報道が、進藤（阿部寛）のキャスター生命を揺るがし、背後にある政治的な圧力も浮かび上がります。

一方で、山井（音尾琢真）の父の死をめぐる謎が深まり、進藤は報道の力で過去と向き合おうとします。

真実を伝える覚悟は本物なのか――報道とは何かを改めて問われる、見逃せない回となっています。

今回は、第9話のあらすじや見どころ、注目の考察ポイントをわかりやすく解説していきます。

ドラマ『キャスタ－』9話あらすじ！（ネタバレあり）

進藤壮一（阿部寛）のスキャンダルが週刊誌に掲載され、JBN会長・国定（高橋英樹）は進藤にキャスター降板を示唆。報道現場からの排除を狙う動きが強まります。

一方、山井（音尾琢真）の父の転落事故に疑問を抱いた進藤は、実家を訪れて調査。父の死の真相に迫る手がかりを見つけます。

さらに本橋（道枝駿佑）の暴露により追い詰められるも、進藤は信念を貫き、43年前の事故の真実を追い続けます。

報道の原点に立ち返る緊迫の展開に注目です。

本橋が進藤のスキャンダル写真を週刊誌にリークしていたことが明らかになり、国定会長が彼を「優秀だよね」と評していた理由も見えてきました。

しかし、本橋の行動は単なる裏切りではなく、進藤と事前に仕組んだ“泳がせ作戦”だったのではないかという見方も広がっています。

また、国定会長と影山重工が「ネズミをチョロチョロ」と話す場面からは、両者の深い結びつきが感じられます。

影山重工がレアアースやプルトニウムを運んでいた事実からも、43年前の自衛隊機墜落事故がただの事故ではなく、重大な秘密が関わっていた可能性が浮かび上がります。

さらに、滝本が国定会長に叱責されたり、「もがき始めた」とされる会長の様子からは、進藤の追及が核心に迫り、黒幕が動揺していることが伝わってきます。

国定会長こそが物語の中心にいる存在であることがより鮮明になります

山井プロデューサーが爆発に巻き込まれたことで物語は大きく動きました。

山井宅とみられる場所の爆発は、進藤の代わりに彼が犠牲になったとも考えられ、真実を追うことの厳しさと危険性を強く印象づけます。

これまで「事故」とされてきた出来事が、実は別の意図があったのかもしれません。

また、山井の父が残した手帳にあった松原哲（進藤の父）に関する記録は、事件の全体像を探るうえで大きな手がかりです。

事故に関わった三人のうち、山井の父と進藤の父以外のもう一人の存在が、物語の謎解きにとって重要なポイントとなっています。

すべての点と点が線でつながり、真実の核心が見えてきました。誰が何のために動き、何を隠そうとしてきたのか。

進藤の信念と、それを受け継ぐ華の姿からは、“報道の意味”そのものが問いかけられているようです。

次回はいよいよ最終回。
43年間封じられてきた過去と、今もなお続く力の影が、ついに白日の下にさらされます。
進藤がたどり着く「答え」とは――。最後まで見届けましょう。